「草原は良いです」、というメッセージではなく、
「もう一度、自然との関わり方を考えましょう」、から入って草原の価値を伝えていくべき。
「草原」という言葉自体が身近ではない方々に、草原の魅力・価値、守り伝えていくためのこれからの課題を伝えていくためには、どうすればよいのか。熊本県出身でもある放送作家・小山薫堂さんにお話を伺いました。
放送作家・脚本家 小山薫堂(こやまくんどう)
【PROFILE】
1964年に熊本県天草市に生まれる。大学在学中に放送作家としての活動を開始し、これまでに「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「東京ワンダーホテル」「ニューデザインパラダイス」など斬新な番組を数多く企画・構成。初の映画脚本となる「おくりびと」では、第60回読売文学賞戯曲・シナリオ部門賞、第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、 第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞。大阪関西万博ではテーマ事業プロデューサーを務める。くまモンの生みの親でもある。