【阿蘇草原応援企業サポーター】 KMバイオロジクス株式会社

※この記事は2023年のインタビュー記事を再掲したものです

昔から身近にあった野焼きと、
社員の地域に貢献したいという気持ち

 当社を含む明治グループでは、それぞれの会社が特色あるSDGs活動をしているので、当社もグループ企業に負けないように、むしろグループの先頭を走るくらいの気持ちで活動しています。幼いころ益城町に住んでいた私は西原村の野焼きが身近な存在としてあり、野焼きには以前から興味がありました。
 そんな中、社内で野焼きに参加している人物を探すと、野焼き支援ボランティアに参加している一人の社員と知り合いました。当時は社員の参加人数は数人程度だったと聞いていますが、当社がSDGs活動を推進している背景もあって現在では50名以上が参加しています。野焼きに参加している社員と交流する時に改めて感じるのですが、当社は医薬品を製造する会社ということもあってか、人のために役に立ちたいという気持ちの人間が本当に多く、そうした社員と一緒に汗を流せるのはとても気持ちがいいですね。

見た目からくる野焼きの
マイナスイメージと客観的データ

 阿蘇の一斉野焼きは規模が本当に凄く、ボランティアも大勢必要と聞いていますので、そういう時に私も含め、当社からもまとまってボランティアとして参加できたらいいなと思っています。
 野焼きをよく知らない人からは「あんなに草原を焼いて、なんてCO2を出しているんだ」と言われたりもしますが、実は逆に新しい芽吹きをうながしてCO2 を抑制しているので、地球温暖化防止にも貢献すると聞いています。見た目だけのイメージの話と、データに基づく事実はまったく違い、野焼きは様々な環境問題を解決する手段としても必要であり、日本一の面積を誇る、綺麗な阿蘇の草原を守るためにも公益財団法人阿蘇グリーンストックにはこのような情報発信を頑張っていただきたいです。最近では環境に対して興味がある人は若い人たちも含めて多いですから、地下水の恵みやCO2抑制など、野焼きの効果や重要性を訴えていけば支援してくれる人や企業は増えるのではないかと思います。

草原保全や、
認証サポーター制度への期待や評価

 新たに阿蘇草原応援企業サポーター制度の支援で社員が使う野焼きの安全装備品など様々な道具を購入することができました。それもあって参加者も増えてきていると感じます。SDGsに関して講演させていただく機会に、我々の事業の話に加え、野焼きに関しても、色んな企業の経営者に対しても、「一緒にやりましょうよ」と話をしているところです。
 阿蘇の草原は世界的にも魅力があります。この緑の草原は人の手がかかっているから維持できているというのは、すごいことです。地元だけでの草原保全活動は限界がきているという問題も聞きます。人が手を加えないとやぶになってしまうんだ、人間の力で草原を作り出しているんだっていうのをもっと多くの方に知っていただいて、阿蘇の草原を残していきたいですね。

KMバイオロジクス株式会社
代表取締役社長
永里 敏秋 様
※2023年 取材時


VOICE

社員として参加することで見えてきた
活動のすばらしさ

 野焼きに参加して良かったことはいくつもありますね。一番感じるのはストレス発散というか、世の中、社会の役立つことをしているという達成感は何物にも代え難いと思います。しかも、野焼きに行けば社内でなかなか知り合わない方ともコミュニケーションを取れる。いろんな部署からボランティアという同じ目的で集まるので、すぐに打ち解けて本来の業務にも活かすことができるのはボランティアならではの効果だと思っています。また、社長自らが参加されるので、社長と一緒に作業ができるというのも新鮮ですね。
 日頃、社長と業務の中で話す機会は一部の人にしか無いのですが、野焼きにくればフラットに話すことができるんです。それがみんな嬉しいんですよ。おんなじ土俵で目的、達成感。それがスゴいんです。

上田さん(2023年取材時撮影)

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