
※この記事は2023年のインタビュー記事を再掲したものです
創業時から脈々と受け継がれた、
地域共生への想いが
ボランティア活動につながっています
私たちが普段取組む業務ではDXに加え、道具による革新も進めています。若者に肉体労働をさせるというのは時代に逆行していると思いますし、安全や作業効率的にもそういった3K職種のような仕事は道具や技術で乗り越える必要があります。そのため、以前から新しい道具や技術の活用を進めてきました。草原保全に関しても、肉体労働が多いのでシスケンの技術でカバーできないかという思いがずっとあり、2022年にはラジコン草刈り機を寄贈させていただきました。
また、技術的な部分でボランティア活動に参加できるようになると、もっと取り組む社員が増えるのではないか、という期待もあります。
会社が担うプラットフォーム
としての地域貢献
我が社の地域貢献は、無理に手広くやる必要はないと考えています。従業員からも地域貢献がしたいという意見はありましたが、具体論がないとなかなか参加しづらいので、会社がそういう地域貢献ができるフィールドを用意してあげる必要があると考えています。
マッチングギフトという言葉がありますが、会社が半分、社員が半分寄付を出し合い、社員の声を中心にどこをお手伝いするか決めています。会社が決めたことに乗っかるだけでは実感が伴わないので、社員の声をベースに、野焼き支援に加え福祉団体やそこにお世話になるお子さんを抱えた社員がいれば優先的に選んでいます。そこに他の社員の方の気持ちも乗せると自分が投影されて、社会貢献をやっている気持ちになってもらえるんじゃないかと、会社が考えを汲んだ上で、徐々に様々な活動に膨らませてきました。社長が代替わりしても持続できるように、地域や社会と共にということを基本的な考えとして活動を継続しています。
熊本出身の方達にこそ気づいて
もらいたい、阿蘇の素晴らしさ
私は転勤や出張が多く、全国色々なところの景色を見てきましたが、阿蘇の雰囲気を味わえるところは全国を探しても他にはないんです。阿蘇の景色そのものが熊本の財産ですよ。
ところが意外と熊本に生まれ育った人は、阿蘇の草原に関しても灯台下暗しと言いますが、案外詳しく知らないんです。だから「阿蘇は素晴らしい」という言葉は出るんですが、本当に実感があるのかな?という気がしています。一方、県外から来た人のほうが「阿蘇はスゴいよねぇ!」と実感を持って言えるんですが、当社は圧倒的に熊本出身の社員が多い。だから本当に熊本の財産へと目を向けさせたいという気持ちもあり、阿蘇の野焼きの支援をしているんです。日本どころか世界の宝といってもいいような替えのきかない素晴らしさを廃れさせないために、私たちの規模でできることは少しだとしても、従業員の熊本のために貢献したいという気持ちを実行できる場として、ちょうど良いのかなと思っています。


株式会社 SYSKEN
代表取締役社長
福元 秀典様
※2023年取材時撮影





