【ご報告】公益事業４を立ち上げました。

阿蘇グリーンストックでは公益事業４として、助成金事業を新たに立ち上げました。本事業は、阿蘇地域の草原が果たす水源涵養機能に着目し、流域の受益者である企業・自治体・住民等の支援を得ながら、草原の保全活動を推進することを目的としています。

この取組の一環として、（公財）阿蘇グリーンストックと熊本県が連携し、「九州の水を育む阿蘇の守り手基金」を設置。寄付の受付を開始するとともに、本基金を活用した助成金事業を実施します。

集まった寄付金の配分については、熊本県および地元市町村等で構成される「配分検討委員会」が決定を行い、阿蘇グリーンストックはその指示に基づき、地元牧野組合等への支援が円滑に行われるよう、事務を担います。

これまで阿蘇グリーンストックは、「野焼き支援ボランティア」を通じた人的支援を中心に地元牧野を支えてきましたが、今後はこの基金を活用し、金銭的支援も組み合わせながら、阿蘇の草原が未来へと受け継がれていくよう、着実に取り組みを進めてまいります。