風浦 実さん

 福岡県古賀市に住んでおります支援ボランティアの風浦ともうします。草原だよりの担当者である岡さんから留守電が入っており確認してみると、何か気の利いた支援ボランティアリーダーの記事でも書かないかとの依頼を受けたので、私の今日までの思うところを話してみます。

 2015年12月暮れ頃、ぼんやり新聞を眺めていると、阿蘇野焼き支援ボランティアのセミナーが福岡で開催されるとの記事が目に飛び込んできました。私は元来、山登りとか屋外での活動が好きな人間でしたので、野焼き等が具体的に、どのような形で行なわれているのか興味もあって、セミナー参加を申し込みました。

 セミナーでは阿蘇グリーンストックや牧野組合・現役ボランティアからの説明を聞き、全体的な野焼き活動を知ることができました。 

 2016年2月に小堀牧野の野焼き作業から支援ボランティア活動がスタートし、現在もその活動が生活の一部となっております。現在、私は支援ボランティアリーダーの末席を汚しておりますが、支援ボランティアとして精神的にも肉体的にも活動に一生懸命に取り組んでおられる方々が沢山いらっしゃることには、ただただ敬服しております。

 活動に参加していると、私を含め関係者の皆様にはいろんなことが起こります。とにかく、その日の活動が無事に終わることが第一目標です。私は年齢を重ねる度に徐々に体力も落ちてきますが、それも仕方のないことですので皆様も自分の体力にあった活動を元気にやっていきましょう。」

(草原だより 96号より)