ステージIIの方向

阿蘇草原再生千年委員会<ステージII>が九州ワイドな展開でさらなる理解拡大をめざしてスタートしました!

委員長は坂本正熊本学園大学前学長、九州と熊本を代表する委員21名体制

ステージI(平成22年10月~平成25年3月)では第7回(本年2月12日開催)において、提言2013「阿蘇千年の草原を次世代へつなごう」を全会一致で採択されて一旦幕を閉じました。

しかしながら、第6回委員会の中で「このまま千年委員会を3年足らずで閉じて良いのか。折角機運が高まりつつある中で、むしろこれからが重要な段階ではないだろうか?」という熱い議論の結果、本格的に草原再生の機運をさらに醸成するために、本年8月から新しい委員8名も加わり21名体制で≪ステージII≫があらためてスタートしました(写真参照)。

委員には、熊本県知事、熊本市長や国(農政省と環境省)の九州代表をはじめ、県内の経済・報道界代表はもちろん、九州全体を代表する経済界、生活協同組合に加えて学識経験者という幅広く重厚な顔ぶれです(委員構成参照)。とにかく「強力」な応援団であることは間違いありません。任期は平成28年3月まで。

キーワードは「九州ワイドに展開を広げる」「恒久財源のしくみづくり」「世界文化遺産の早期登録」を応援する、です。

また、2つの専門作業部会「恒久財源部会」「世界文化遺産部会」の発足も承認されました。

さて、当面の取組みとして次が承認されました。

  1. 「阿蘇草原の魅力」と「草原維持・再生の取組みが危機的状況」であることを多くの県内外の人々へ発信していくこと。
  2. 11月~来年3月にかけて福岡市内でイベント企画とキャンペーン活動に取り組む。
  3. 次回開催は平成26年2月予定。

今後の議論と情報発信にどうぞご注目ください。